築年数の考え方というか価値観というか
土地の価格は一物四価と言って、同じ不動産に4つの価格がある。
時価、公示価格、相続税評価額、固定資産税評価額。そして、
地価には路線価や基準地価があることから、一物多価とも言われている。
さて、不動産を購入するときに築年数を気にしない人はいないと思う。
不動産は様々な考え方が交錯して建てられている。
私は特に減価償却(会計的考え方)が強いのではないかと思っている。
建物(RC、SRC)は47年で建物の価値が1円になる。
実際は1円になるわけはないのだが、考え方がそうなっている。
これを基準とし、アレンジして銀行のローンがどのくらいの期間組めるか、
また、物件を評価しているところが多い。
銀行が価値を認めない(評価しない)のであれば、他の尺度で価値基準を判断し
取得したいと消費者が考えても取得できる人は限られる。
当然、消費は縮小していくわけです。
いくら住宅ローン減税やエコ補助を行ったところで、結局は買えた人だけの優遇措置に過ぎない。住宅に対しての価値基準が多様化している中で、あまりにも決定機関が一律的すぎるように感じる。
諸外国の一部では不動産の販売図面に築年数が書いてないという。
築年数はその国の人たちには判断材料ではないことが明らかだ。
確かに日本とは地震や紫外線や様々な要素はあるだろうが、
会計的要素と銀行の審査基準がこれほど結付きが強くない気がする。
とにかく、様々な考えを持った人が住宅を取得する中で購入できる環境が
もっと整備されていけば、これほどうれしいことはないと思う。
yuta



